≪ 日本三大祇園祭の1つ 田島祇園祭 ≫投稿日: 2017年7月21日2017年7月28日 投稿者: yumeguriカテゴリー: ブログ 京都祇園祭、博多祇園山笠と並ぶ、“日本三大祇園祭”のひとつ『会津田島祇園祭』。 その歴史はなんと今から約800年以上昔から… 鎌倉時代の文治年間に、この地方を治めることになった長沼五郎宗政が、 旧地で信仰の厚かった 牛頭天王・須佐之男命を奉斎し、 天王社として祭ったことが始まり。 その後、今から400年前の慶長8年に、領主長沼盛実が京都八坂神社に準じた祭礼格礼を取り入れ、「祭の決まり」を定めて、現在の祇園祭に至ったとされています。 絢爛豪華にして勇壮なこの夏祭りは、全国から訪れる多くの観光客で 例年、大いににぎわいを見せており、昭和56年には国の重要無形民俗文化財にも指定されているんです! 3日間におよぶこのお祭りの見どころ盛りだくさん♪ 中でも人気なイベントを簡単ですがご紹介! ■七行器(ななほかい)行列 一度はこの目で見てみたい!という方で認知度も高い神事 こちらは23日の早朝に行われる行列 行列と言ってもただの行列ではありません! 七つの「行器」(ほかい)を裃姿の男性、花嫁姿の女性により、 氏子から神前にお供え物を献上する神聖な行列。 ※行器とは神酒をいれた「角樽」が3つ、赤飯を入れた足のついた「行器」が3つ、 それに鯖を載せた「魚台」(うおだい)が1つ 特に見せ場となるのは、なんと40人前後の花嫁さんが、神事の厳かな雰囲気で行列で執り行います。 ■桧枝岐子ども歌舞伎 こちらも 認知度、そして人気のある催行 江戸時代末から明治初期にかけて屋台上で子供歌舞伎が上演されていましたが 一時期禁止となりしばらく途絶えていましたが、屋台歌舞伎の伝統と子供歌舞伎の希少性から 復活させようという機運が高まり、平成6年に約120年振りに復活! 今は4演目(時津風日の出の松、絵本太功記十段目、一谷嫩軍記、南山義民の碑)を上演。 現在は、屋台上での上演にとどまらず県内外で公演を果たしており、 全国的知名度を誇る郷土芸能の代表でもあります! 子供たちが見せる可愛らしさ、そして息をのむ本格的な歌舞伎を愉しむことが出来ます ■大屋台運行 子供たちに一番人気なのはやはりこの大屋台! 祇園祭で運行される屋台は4つ それぞれの地区にちなんで、西屋台・上屋台・中屋台・本屋台と呼ばれています。 各屋台には子供歌舞伎が上演する舞台があり、芸場と呼ばれる場所で子供歌舞伎を上演する他に運行中は子供たちも乗ることが出来ます 他にも多数の出店、党屋前の神事、神楽など目白押し! 【各イベントのスケジュールはこちら】 7月22日 宵祭 例大祭斎行・浦安舞奉奏 午前10時~ オープニングセレモニー 午前11時45分~ 子供歌舞伎通し上演 午後1時~ 屋台運行・歌舞伎上演 午後4時~ 7月23日 渡御祭(本祭) 七行器行列 午前7時50分頃~午前8時30分 神輿渡御 午前10時30分~ 太鼓演奏 午前10時40分~ 屋台運行・歌舞伎上演 午後4時~ 7月24日 太々御神楽祭 太々御神楽演奏 午後1時~午後3時 またこちらの期間は大通りは通行止めとなり迂回路を通っていただく形になります。 詳細などにつきましては下記お問い合わせ先にご連絡ください。 ■お問い合わせ先■ 南会津町観光物産協会 TEL:0241-62-3000 イベントHP http://www.kanko-aizu.com/gion/