長い冬が終わりを告げ、会津の春の訪れは『獅子舞』が知らせてくれます。
春の彼岸入りと共に３対の獅子が笛と太鼓の音色に合わせ古式ゆかしい舞を披露しながら東山温泉を周ります。
彼岸に来るので『彼岸獅子』。
今年も今昔亭に春の訪れを告げてくれました。

ずっと守り続けてきた笛の音色に太鼓のリズム。
それに合わせて踊る獅子。

会津ではこの彼岸獅子は各家々を巡り、舞を披露してみせ
舞が終わった後に、小さい子供のいる家では大抵子供の叫び声。
この獅子に頭を軽く噛んでもらうと縁起が良いとされていました。
舞を見ているだけなら物珍しさから楽しんでいた子供も
いきなり噛まれるとあればビックリして逃げまどう様子を今度は大人が楽しむ…。
だいぶ減ってしまいましたが、春彼岸の会津ではそんな微笑ましい行事でもありました。

興味を持たれた方は是非、来年のお彼岸にご予約下さい！